2時間ほどかけ、京都へ行ってきました。
477号線というなの酷道を走りぬけ、今回の目的地である京都府の某所へ。
人口過疎による休校から23年経過している分校(小学校)です。
門がなく表札もありません。登下校はここから。
全景。今回はパノラマ風。
門側から。陰はスルー。
時間は生徒の登校時刻に合わせて止まっているのだろうか。針は7時半で停止したままである。

裏手に回ってみる。
老朽化を感じる。トタン屋根から木がニョキニョキ、と。
横手の勝手戸は全開になっており、中に入ることができた。
廊下や窓枠などを見ると、清掃と補修をすれば現役でもおかしくなさそう。
ちなみに、全て木造のようです。
教室。がらんとしている。子供の時には気づかないけれど、いい歳になって入ってみると、とても狭い。
年月を感じる。色あせた感じがするがどことなく、現役時代の光景が想像できる。
昔はここで学んだ人たちが沢山おられたのだろう。
教室を覗いてみると、寂しげに机がぽつん。
取り外された黒板と千羽鶴。何を祈られて折られたものかはわからない。
ストーブ
相合傘は定番。
お手製新聞か。
自分が生まれた年のもの。
鏡。
木の臭いがする。
トイレ。小学生用なので位置が低い。
職員室。
まだ電話は繋がっているのかも。部屋を出ようとしたとき、一度チリンと鳴って止んだ。
(実は怖くて焦った)
鍵束。机のマットの亀裂が経年を感じさせる。
チョーク。昔は、生の触り心地が苦手であまり触れなかったなぁ。
体育館。舞台には恐竜が佇んでいる。
廊下から繋がっている。扉は開いたまま。
そこまで広くはない。
うん。
離れの調理室にも鍵がかかっておらず勝手口が開きっぱなしだった。そこには釜がおいてあった。
ここには最近のもののティッシュとか洗剤が置いてあったので誰かがまだ使っているのであろう。
少し悪いような気がしてすぐに出た。
このままの状態をいつまでも、保ち続けていてほしいですね。
23年間、生徒を待ち続けているのかもしれません。
以下おまけ。
木。
ふかふか。
山景。
かえりみち。