休みを利用して和歌山県の加太から、”友ヶ島”へ渡ってきました。
汽船が発着する和歌山県加太の漁港まで高速と下道で大体一時間半程。
そこから往復2000円の運賃を払い汽船に揺られること20分
友ヶ島は、明治時代に軍事目的の防衛拠点として設置された砲台跡がいくつか残っています。
軍艦島ほどメジャーではありませんが、マニア的な名所として一部の筋では要塞島として有名。
しかし今やキャンプ地としてもそこそこ有名になり、休日を利用して遊びに渡航してくる人も多数。夏休み中の大学生もいっぱい見かけました(羨ましい)
友ヶ島そのものについて知りたい人は、友ヶ島で検索すれば、それらしい情報は沢山出てくるはずなので調べてみるのもいいかもしれません。
友ヶ島豆知識
・第三砲台跡が、映画「彼岸島」のロケに使われている。
・ゲーム「SIREN2」に登場する砲台跡のモデルになっている。
・伝説のクソゲー「デスクリムゾン」のOP映像にこの島の実写映像がなぜか使用されている。
友ヶ島ってこんな島。
野奈浦桟橋。フェリーの発着所。本土への便は2時間に1本!
しかも最終は15:30とか日帰り観光なら乗り遅れたら大変。
野生動物(鹿や孔雀)が放たれている。鹿は野生化してるそうな。見てませんが。
それでは砲台跡へとGO!
第一砲台跡。正面門からは入れないが、何とか入ってみた。
正面門は閉ざされている。
砲門跡。
鍵がかかってるけど多分弾薬庫かな?
塗り固められた弾薬庫?
第二砲台跡。風化していて立ち入り禁止になっている様子。
とりあえず雨が酷い。
風化してます。
怪しげな地下への通路。噂によると地下軍事施設と繋がっているそうだ(ソース不明)
ちょっとだけ入ってみた。ぼろぼろだ。
第三砲台跡地の弾薬庫前の道。
ここが一番写真とか撮られてる有名な場所ですね。
デスクリムゾンのOP映像にも使われている模様。
上から見た画。
第三砲台弾薬庫前。
”雰囲気”なんだよなぁ。
トンネルを抜けて砲門側に出る。
砲門側。砲床が水浸し。とにかく雨酷い。
柵の←下に砲門側に抜ける長さ10mほどのトンネルがあります。
弾薬庫雰囲気ありますね~。
将校宿舎・発電所と第三砲台弾薬庫の間のトンネル。
ロケ地にもなるわこりゃ。
比較用。こちらは加太(本土)の深山砲台で撮った弾薬庫。同じ構造ですね。
こちらも加太(本土)の深山砲台跡。階段の造りとかもそっくり。
将校宿舎跡と発電所跡。
中には入れないが、写真を撮ることくらいはできた。
完全な廃墟です。放置されてますねえ。
発電所跡も完全に廃墟。草が生い茂って進入不可。
残念ながら第四・第五砲台跡地は時間の都合で行くことができなかった…。
雨(豪雨)もきつかったし、次回があれば行きたいですね。
旧海軍聴音所跡。ここも完全に廃墟と化してますね。
廃墟ですわー。
旧海軍について調べないとなぁ。
やっぱり前知識も多少は必要だったと痛感しました。
雰囲気だけ楽しむことに。
落書きが多い。
訪れた中では、一番廃墟っぽい所だなと思いました。
以下はおまけ!
俺「腹減ったな~、これいくらですか?」
婆「350円だよ(ニッコリ」
俺「……」
要 塞 砲 弾
精悍な黒猫。
海の家で休ませてもらった。イイゾ~。
飲んでええんやで?(絶対ダメ)
レバー式!
友ヶ島燈台。
かっこかわゆい水車小屋のミニチュアとキノコ人形。
■一言
とにもかくにも雨が酷すぎて、もう上手く写真撮りながら歩くのに疲れてしまった。
観光客も多かったです。キャンプ目的の大学生5:史跡観光5の割合という感じ。
天気が良ければもうちょっと滞在していたかもしれない…。
やっぱり散策は天気が悪いとダメだ!
雨の時の写真の撮り方が下手。天候も考えないと。
写真と実物は別物だなぁ。
由良要塞 友ヶ島編 終